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  病院長ごあいさつ
 
 
皆様、こんにちは。院長として、ご挨拶申し上げます。
私が大学を卒業して、ちょうど20年になりますが、この間の医療業界を取り巻く環境は、患者さんにとりましても、スタッフにとりましても、経営者にとりましても非常に厳しい状況が、ますます加速されてきているように感じます。

医療費削減、これは、日本が現在の国民皆保険を堅持するとすれば、国民皆で取り組まなければいけない課題だと思います。しかし、必要な財源は、単純に“何%削減”という中に、組み込まれてはいけないことであり、確保しなければいけないことです。このことは誰しもが、当たり前だと思うはずです。このような状況で、患者さんを守り、職員を守り、病院(職場)を継続させるためには、各々ができることを、自ら考え抜いて行動しないといけません。病院という器があるだけで、患者、職員、経営者が何となく、うまくやっていける、という時代ではありません。診療報酬引き下げの決定がある度に、右往左往して、政府の思惑通りに動いているだけではだめです。自由診療だけを行なっている医療機関は別ですが、多くの医療機関は診療報酬の枠内で、予算を立て、地域住民のための医療サービスを提供しつつ、職員の給与を支払い、日々新しくなる医療機器を購入しなければなりません。健全経営なくして、質の良い医療サービスの提供、は有り得ない話です。


≪患者さんとスタッフ、そして未来の愛誠会スタッフへ≫
当院の理念、「患者様に安心して頂く」とは、健全経営の上に、職員が自己研鑽を積み重ね、スキルを向上させることはもちろんですが、最も重要なことは、患者さんの気持ちを理解しようと努力すること、相手の立場に立った気配り、心遣いが自然とできる、ということです。ある患者さんの治療をする場合に、「技術はあって当たり前」であり、「技術こそが全て」という考え方は非常に狭いものの考え方だと思います。しかし、基本となる技術のない者が、「技術だけあってもなあ」などと言うことはもってのほかです。しっかりとした技術がなくて、医療を行なうことは罪です。愛誠会の職員はこのことを肝に銘じて、日々精進しなければなりません。

近年、患者さんも医療に対する知識が高くなり、自分の疾患に対する関心が強くなっています。また、マスコミはとかく患者さんを弱い立場、と決めつけた報道をする傾向にあります。これまでの医療機関が閉鎖的で、情報開示が十分なされていなかった結果なのかも知れません。しかし、医療を受ける患者さんと医療を行なう医療スタッフは同等の関係であり、医療行為は双方の協力があってはじめて成就するものです。そのためには、患者さんに対する説明と同意が非常に大事であり、これは紙にサインして頂いたから良い、というものではありません。愛誠会の職員は一人一人が、患者さんの「真の納得」を得るために努力しなければなりません。また、決してこの努力を惜しんではいけません。愛誠会の理念にある「自らが納得」するためには、現在の自分ができる最良を提供することです。そして、明日は今日よりも更に向上した自分が表現できている、という自信と自負を身に付ける必要があります。自分もしくは自分の家族であれば、こんな風にして欲しい、そう思えることを実践できるように皆が努力しなければいけません。

このように頑張っている職員は病院という組織が守らなくてはなりません。まず、職員が安心し、納得して働ける環境を提供しなくてはいけません。私は、そのために最低限必要なことは、「健全経営」と「進むべき道を誤らないこと」、だと考えています。人間として、医療人として、正しい方向を目指し、健全経営を継続していくことこそが、愛誠会の理念の追求、実践にはかかせないものです。患者さんと職員、職員と経営者がコミュニケーションをとり、安心できる医療を実践し、地域社会に貢献できる組織であり続けたいと思います。
 
医療法人愛誠会 昭南病院
院長 朝 戸 幹 雄
 
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